技術職であるプログラマは、常に技能を磨いておく必要がある。変化が激しい情報技術の分野では特に、新しいことに常にチャレンジしていかなければならない。しかし、一人だけでカバーできる専門分野は限られていることから、プログラミング技術者同士が集まって、勉強会を開くという方法もある。
互いにプログラミング技術の情報を交換し合うことにより、幅広い範囲での最新技術を知ることができる。プログラマ向けの勉強会は、学習に対する意欲を高めることにも効果が大きい。一人でモチベーションを維持するのは大変な労力が必要である。しかし、同じ分野で競争できるライバルがいることにより、学習にも力が入る。互いに切磋琢磨できる関係を築くことができるのは、有意義なことである。
プログラミングのテーマなどによって、各種の勉強会が開かれている。参加できる人数は、集まりの規模によっても異なる。またあるいは、自身が興味があるプログラミングの分野について、集まりを主宰するのも方法である。そうすれば、同じ要望を持っていた仲間たちが集まってきて、互いにとって実になる情報交換ができる。プログラマ同士の人脈を広げることにも、こうした集まりが役に立つ。向上心あるプログラミング技術者同士が刺激を与える良い関係を築き、開発業界では優れた技術者が育っていく。大きなカンファレンスから小さな集まりまで、プログラミング技術を高められる集まりは各地で見つけられる。